【算命学】禄存星・司禄星の子育ての極意｜愛情深いお子様を伸ばす親の接し方|あきのさくらブログ

こんにちは、あきのさくらです。

私は算命学を学び鑑定して30年、これまでに3万人以上の方の人生に寄り添ってきました。
現在はオンライン鑑定や占い講座を通じて、未来をより良く生きるお手伝いをするとともに、
占いで自立したい女性の育成にも取り組んでいます。

■はじめに

子育てをしていると、同じ兄弟姉妹でも性格や行動がまったく違い、驚くことがありますよね。
「どうしてこの子はこうなんだろう？」「もっと上手く接してあげたいのに…」
そんなお悩みを抱える親御さんに、算命学はとても心強いヒントをくれます。

特に今回取り上げるのは 「禄存星（ろくぞんせい）」 と 「司禄星（しろくせい）」 を持つお子様。
この二つの星はどちらも「土」の気を持ち、安定感や愛情、人とのつながりを大切にする星です。

この星をお子様の命式に持っていると、愛情深く、人を支える力に恵まれた素晴らしい性格の持ち主になります。
ただし、その優しさゆえの悩みや、親御さんの接し方で伸び方が大きく変わる繊細さもあるのです。

今回は占い師の視点で、禄存星・司禄星を持つお子さんの特徴や、
親御さんが知っておくと子育てが楽になるコツをお話しします。

■禄存星と司禄星の基本イメージ

禄存星（ろくぞんせい）：与える愛情の星
禄存星は、人に愛情や優しさを与える星。明るく社交的で、みんなに好かれる「人気者」の気質を持っています。
小さい頃から友達を大切にし、人の役に立つことを喜びますが、同時に承認欲求も強め。
親御さんや周囲からの「よく頑張ったね」という言葉が心の栄養です。
司禄星（しろくせい）：守る愛情の星
司禄星は、家庭や身近な人を大切にする「守りの星」。
落ち着きがあり、慎重でコツコツ型。計画性や責任感が強いので、
親御さんから見れば「しっかりした子」に見えることも。
けれど本当は甘えん坊な面もあり、安心できる居場所を求めています。

どちらの星も「愛情」がテーマで、人間関係に敏感なため、
親御さんの声掛け一つで自信を持ったり不安になったりしやすい特徴があります。

■この星を持つ子が抱えやすい悩み

禄存星や司禄星を持つお子さんは、人に対する愛情が深い反面、
次のような悩みを抱えやすい傾向があります。

人の評価や感情に敏感で、気を使いすぎる
頼まれると断れず、キャパオーバーになりやすい
家族や友達の関係性にストレスを抱えやすい
甘えたいのに、しっかり者として振る舞ってしまう

そのため、親御さんが「この子はしっかりしているから大丈夫」と思って任せすぎると、
心の中に疲れをため込んでしまうこともあります。

■親御さんができるサポート

では、禄存星・司禄星を持つお子さんが安心して才能を伸ばせるよう、
親御さんはどんな対応をすると良いのでしょうか。

占い師として、鑑定経験から得たアドバイスをお伝えします。

「よく頑張ったね」を言葉で伝える
この星を持つ子は、褒め言葉や感謝の言葉がエネルギー源です。
小さな努力も見逃さず、「ありがとう」「頑張ったね」と口に出すことで、自己肯定感が大きく育ちます。
安心できる家庭の雰囲気を作る
司禄星の影響で、「家」という居場所が心の安定に直結します。
親御さん自身が笑顔でいること、家を整えることが、この子の心の支えになります。
頑張りすぎを見抜いて休ませる
「大丈夫」と言いながら無理をしている子が多いのも特徴。
塾や習い事を詰め込みすぎず、家でのんびりする時間を意識的に作ってあげましょう。
愛情表現はストレートに
頭をなでたり抱きしめたり、スキンシップが効果的。
言葉だけでなく触れることで、心の安定感が増します。
人間関係のバランスを教える
優しさゆえに「NO」が言えず苦しむことも。
小さいうちから「断るのも優しさ」という考えを伝えておくと、成長後の人間関係が楽になります。

■算命学でわかる「その子らしさ」を受け入れる

子育ては「こうあるべき」という枠に当てはめると苦しくなるもの。
でも算命学の命式を見ると、その子がどんな気質を持ち、どんな環境で伸びるのかがよくわかります。
禄存星・司禄星の子は、誰かの役に立ちたい、愛されたいという思いが強いので、
「そのままのあなたで大丈夫」というメッセージを何度も伝えてあげることが大切です。

■私の鑑定経験から

過去の鑑定で、禄存星・司禄星を持つ小学生の女の子を持つお母様から相談を受けました。
その子は周囲から「優しい」「しっかりしてる」と褒められる一方で、
夜になると泣いてしまうことがあったのです。

命式を見てみると、まさに「優しさの星」が重なり、人の気持ちに敏感で傷つきやすい配置。
アドバイスとして「毎晩寝る前に『今日もありがとうね』と伝えてハグをしてあげてください」とお伝えしたところ、
数週間後に「娘の笑顔が増えた」と喜びの声をいただきました。
占いは、こうして子どもの個性を理解する手助けになり、親子の絆を深める力があります。