手のかかる生徒は私にとって・・・

本日も私のブログを読んでいただきありがとうございます。

占いの講座をはじめて3年が経ち
100名ほどの生徒さんに何かしらの占いのスキルを伝授させていただきました。

私にとってはこの3年の時間はとても意味のある時間となっています。

それは『教える』ということがどれほど大変かということが
わかったということ。

受講生さんの属性は様々で年齢も30代~60代と幅があるのはもちろん
「勉強」に向き合う姿勢も様々。

教えることをスタートしたばかりのころは
私もドキドキの方が強く
「上手く教えなきゃ」というプレッシャーのようなものを感じていて
「教える」ということに意識が向かっていたように思うのです。

でも・・・
ある時
「ちょっとこの人は(占いの)勉強することに時間がかかるかも・・・」という人が
参加されました。

他の参加者さんと同じ内容、速度で教えても少し戸惑う様子を出してくるのです。
最初は私も「ムリしないで・・・」と思ったのですが
その方は私の話や授業にとても熱心に向き合っているので
こちらも今まで以上にかみ砕いた説明や思い込みなどをいったんゼロにして
カリキュラムそのものを構成しなおしてみたのです。

その方は5回の講座を無事に終え
「これから新しい生き甲斐(趣味)ができて本当にうれしい」と感想を言っていただき
私も嬉しく思ったのです。

ですが・・・

その時(その途中)気づいたこと、収穫があったことがありました。
それは私の『教えるスキル』が上がっていること。

もしあの時、あの方が受講されなかったら
おそらく「自分よがりの教え方」になっていたかもしれないなと思うのです。

昔、中学校の先生が(私に言ったかどうか記憶はありませんが)
「手のかかる生徒ほど可愛い」とおっしゃっていた理由も
もしかしたらそんなところにもあるのかな・・・
なんて思ったりします。

占いをしていると「先生」と呼ばれる機会が多く
まして「教える」立場にたてば普通に「先生」と呼ばれるのですが
それは生徒さんがいてはじめて成立するポジションで
さらに言えばその生徒さんが「理解する」ように先人から教わったことを
ちゃんと伝え教えていくことをやって成り立つのだと・・・。

ということで
私にとって手のかかる生徒さんは
「私をちゃんとした先生になるよう自覚させてくれる人」ということ。

今日も張り切って生徒さんに占いの勉強を伝えていこうと思います🎵

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