占い師VS チャットGPT
本日も私のブログを読んでいただきありがとうございます。
先日生徒さんが自分の勉強のために鑑定の文面を作成するにあたり
チャットGTPを使ってみた・・・と言う話をききまして。
個人的には
「とうとう来たか」という思いではあったけど
これも時代の流れなので致し方ないとも思っているのですが
複雑な気持ち。
生徒さんも
お客様にメール鑑定でお答えするにあたり「文章」をまとめることが苦手ということで
練習のつもりで使用したようでしたが。
興味本位でどのような文面になったか聞いてみると・・・
間違ってはいないんです。
そのカードの意味もしっかり散りばめられていてちゃんとした「文章」に仕上がっているので
正直驚いたんです、その出来具合に。
ただ・・・
どこか愛情が感じられないんですよね。
綺麗にまとまっているので「上手い文章」なんですが
だれが書いても同じように聞こえる文章なので、
占い師の特徴というか「その占い師」の魅力みたいなものが
伝わってこないんですよね。
しかも入力された情報がカードの基本情報のみということもあったと思うので
踏み込んだ「鑑定の語彙」が少くなく相談者の悩みに向けた
しかも核心を突く言葉がまったく無く「平坦な語彙」に終わっているんですよね。
なので
相談者がそれを受け取ってどう思うか。
その鑑定結果を読んで「で?」というそんな鑑定結果の文章なんです。
つまり本当の意味の「解決」にはつながらない結果なんです。
上手い文章なので
「占ってもらった」と受け取った時はそう思うかもしれないけど
「心に響いて何かしらの行動を起こすきっかけになる」文章か?と聞かれたら
それは【NO】なのではないかと。
AIによって奪われる仕事は色々あると言われていますし
その1つに占い師の仕事もあるかと思うのですが・・・
それでも実際に相談者様と向き合って
その相談を聞ながらどんな問題を潜在的に抱えているのかを聞き分け
ちゃんと「鑑定」し即座にその相談者様の属性に合った言葉でアドバイスするという技術は
まだまだAIではやりきることはできないのではないかと思うのです。
50年先はわかりませんが。
練習のために便利なツールを使って自分の技術の向上するために活用することは
いいことだと思っているので
チャットGTPにしろ何にしろ使う側の「使い方」次第と思っています。
でもね・・・
あんな「上手い文章」が普通に出来上がるとなると
中途半端な占い師達は仕事を失くすだろうし
あんな「中身のない占いもどきの文章」が出回ってそれを
「占ってもらった」と喜ぶ相談者が増えてしまう
可能性があると思うと・・・
やっぱり複雑です。
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