3.「人が好き」じゃなくても大丈夫
おはようございます。
あきのさくらです。
今回も引き続き占い師としての仕事を目指している方への参考になるような
情報をお届けしたいと思っています。
今回は「人」にあまり興味が持てない、けれど占いは好き、という方へ
少しでもアドバイスになればと思っています。
「人が好き」じゃなくても大丈夫
相手に“興味を持とうとする姿勢”が、占い師への第一歩
占いを仕事にしたい、誰かの力になりたい──
そんな思いがあっても、「自分は人づきあいが苦手だから…」と不安になる方は多いものです。
たとえば、こんなふうに感じていませんか?
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人の感情にうまく反応できない
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雑談が苦手で、何を話していいかわからない
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相談されると、どう返したら正解なのか焦ってしまう
でも安心してください。「人が好きかどうか」よりも、「相手に興味を持とうとする姿勢」こそが、占い師にとって大切な資質なのです。
実は私、プライベートではまったくと言っていいほど人と会話することがないんですよね。
占い師は「寄り添う」仕事。でも…
占い師は、言葉を通して相手の人生や心に触れる仕事です。
だからこそ、「人と関わるのが得意な人しか向いていない」と思われがちです。
でも実際には、内向的な人や、静かなタイプの方でも立派に占い師として活動しています。
なぜなら、占い師に必要なのは「話す力」ではなく、**“聴く姿勢”と“興味を持つ心”**だからです。
時々、占い師になりたい人の動機を伺うと「お喋りが好き」という方がいらっしゃいますが
悩んでいる人は「お喋り」をしに占いにお越しになるわけではないのでその「お喋り」という行為そのものが
邪魔になることさえあります。
「人が好き」じゃなくても大丈夫。その理由
そもそも、“人が好き”というのは感覚の問題であり、習得できるスキルではありません。
ですが、“人に興味を持とうとする姿勢”は、意識と習慣で育てることができます。
たとえば、相手の言葉を「評価せずに聴く」だけでも、その人の内面に少し近づくことができます。
たとえ会話が得意でなくても、「この人はなぜこう考えるんだろう?」「何があって今ここにいるんだろう?」と興味を持つことが、寄り添いの始まりになるのです。
「興味を持とうとする姿勢」を育てる3つの方法
では、人との関わりに自信がない方が、「興味を持とうとする姿勢」を育てるには、どうすればよいのでしょうか?
ここでは、日常の中で誰でもできる3つのステップをご紹介します。
方法①:相手の話を「答える」より「聴く」ことを意識する
人との会話でつい「なんて返そう?」と考えてしまう方は多いはず。
でも占いの場では、「正しく答えること」よりも、**「まず聴くこと」**が大切です。
相手の言葉を遮らず、受け止める。
わからないことがあったら「それはどういうことですか?」と聞き返す。
ただそれだけで、相手は「この人はちゃんと私を見てくれている」と感じてくれます。
占い師として大切なのは、**“言葉を返す力”より、“聴こうとする姿勢”**なのです。
「聴いている」という姿勢を見せるだけでも大丈夫なんですよ。
方法②:SNSやブログで、人の投稿にコメントしてみる(受け取る練習)
現実の人づきあいはハードルが高いと感じる方も、まずは**オンラインでの「小さな交流」**から始めてみましょう。
SNS上で誰かが投稿した言葉に対して──
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「この言葉、心に響きました」
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「私も似たような経験があります」
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「その考え方、素敵ですね」
といった、簡単な一言で十分です。
これは単なるコミュニケーションではなく、**「相手の言葉を受け取り、関心を持つ練習」**になります。
相手を理解しようとする気持ちが、自然にあなたの中に育っていきます。
方法③:日常の中で人間観察をしてみる
街で見かけた人、カフェで隣に座った人、テレビに出ている人。
「なぜこの人はこういう服を選んだんだろう?」
「この人は今、どんな感情でここにいるんだろう?」
そんなふうに、**“人の内面を想像する習慣”**を持ってみましょう。
これは占い師にとって、とても大切な「想像力のトレーニング」です。
そしてこれは、命式やカードを読むときにも生きてきます。
「この星を持っている人は、きっとこういう言葉をかけてほしいんだろうな」
──そんな“読み取りの感覚”が、少しずつ磨かれていくのです。
読書好きな方であれば小説の中の登場人物に「星」を当てはめてみても良いでしょうね。
聞くところによるとプロの作家さんの中に算命学などの占術を用いて構成を考える方も
いらっしゃるようなんですよ。
占いは「人間理解の学問」
占いは未来を当てる道具ではありません。(当たるんですけどね)
人の性格や運命、人生のパターンを理解し、よりよく生きるためのヒントを与える学問です。
だからこそ、占い師は“人間そのもの”に関心を持ち続けることが求められます。
人が好きでなくてもいい。
話すのが苦手でも大丈夫。
大切なのは、「人を知りたい」「相手の背景に興味がある」と思えること。
その姿勢こそが、あなたを信頼される占い師へと育ててくれます。
まとめ:人との関わりを「学び」に変える
占い師になるうえで、人との関わりに苦手意識があるのは、決してマイナスではありません。
むしろ、「どう関わればいいんだろう」と丁寧に向き合うあなたには、深い共感力と誠実さが備わっています。
興味を持とうとするだけで、関係性は少しずつ変わっていきます。
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「聴くこと」に集中してみる
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SNSで小さなリアクションを返してみる
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人の心を想像するクセをつけてみる
今日からできることばかりです。
占いは、人を知るためのツールであり、あなた自身の「人との向き合い方」を育てる道でもあります。
ぜひ、関わりの苦手意識を「学び」に変えて、あなただけのスタイルを育ててくださいね。
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