お客様にキレられた

本日も私のブログを読んでいただきありがとうございます。

占いを20年もやっていると
色々な経験を積んできています。
良いも悪いもひっくるめて。

今でこそ完全予約で全国の方々とzoomでの鑑定や
占い師の卵さんたちを育てるようなことをやっていますが
ここに至るまでには実に「面白い」経験をさせていただきました。

ネットとはいえ公表できない「裏」の話もありますが。

その中で1度だけ目の前でお客様にキレられたことがあります。
クレームではなくお客様がその場で「逆上」したということです。

ちなみに「クレーム」は横浜中華街で占いをしていた時、数件ありました。
それは鑑定料が「ぼったくり」だということ。
これに関してはそのお店のシステムがそうであったこと故、お店にクレームが入ったという
経緯がありました。

今日お話しする私の失敗談は
私の鑑定に「キレた」ということ。

やはりこの時も中華街の「占いの館」でのお仕事でした。

その方は彼と二人でお見えで「相性」をみてほしいとのリクエストでした。

女性の印象は今でいう「港区女子」的な美人風にしている女子で
男性は年収は良さげ(腕時計などから察して)ですがどこか田舎っぽさがある純朴な青年。

終始彼女のリードで話は進み途中買い物をしてきたのか
その荷物を彼だけが両手に持って汗だくで私の鑑定する席に座った・・・
というところから私の「鑑定」は始まっておりまして。

女 「私と彼の相性を手相でみてほしいんですけどぉ~」

私 「手相ですね。手相の鑑定ですと現在の相性には強いのですが生年月日でみると将来に渡って
さらに詳しくみれますがいかがしますか?」

女 「(彼との相性で)別料金はちょっとね・・・手相で簡単にみてぇ」

汗だくになって彼女の荷物を持たされて休日を過ごしている彼に優しい言葉もかけることなく
彼女の一言一言が当時の私には「カチン」ときてしまって・・・

彼女の手相を見てみると「愛情」の線やら「コミュニケーション」の線などが
面白いほど・・・彼女の性格を現わしていて。

私 「貴女の一番の問題点は・・・・」
と手相の問題点をガンガン伝え、そばで聞いていた彼はオドオドしながらも深く頷き
彼の顔は『まさにその通り』と訴えていて。
勿論、私は自分の主観を入れず「手相」をそのまま読んだだけです。
ただ、ちょっとだけ短所となるところを多めに伝えただけなんです。

すると、彼女の顔が蒼白になり
「あなたね、私はそんな性格じゃないですからね!」といきなり立ち上がり
「ムカつく!」と一言、言い放って帰っていきました。
そして、彼が私に対して深くお辞儀をしながら彼女の後を追っていきました。

ここで私は大人げなかったかなと反省したのですが。

翌週、その彼がやってきて
クレームでも言わされにきたのかと思い身構えましたが・・・

彼 「先週はありがとうございました。ふんぎりがつき先日彼女と別れることになりました。
彼女に振られる形になったんですけど、ホッとしました。
ありがとうございました」と。

聴けば「お見合いパーティー」で出会って交際しているかどういかも
微妙な時であったと。

それにしてもどんな経緯で彼女が彼を振ったのかは聞きませんでしたが。
(30歳過ぎた女子が婚カツするには難しいと言われ始めた頃のこと)

その日彼は私の占いを真剣に受けていただき
彼が官僚の道にいく仕事をしていることを知り
彼女がもっと賢い女性であればなぁ・・・とつくづく残念な女子だったなと。

私の鑑定が二人にとって良かったかどうか
それはわかりませんが
少なくても彼にとって何かしらの「後押し」ができたのであれば結果良かったのかなと。

彼にはもっと相応しい「賢い女性」が現れることは間違いないと思うので
自信を持たせた占いで彼を見送りました。

まぁ、占い師も「人間」なので
目に余る態度で来られると私の辛口鑑定がさらにヒートアップしてしまいます。

今はそんなこともないんですけどね (笑)

 

 

あなたの宿命がわかる宿命鑑定

宿命とは、あなたが持ってうまれた使命(ミッション)のこと。1人ひとりが宿命に沿って生きることで、心は満たされ日々を幸せに感じられるようになります。
宿命鑑定は、ただ「宿命」や「未来」を占うだけでなく、宿命を明確にしたうえで、あなたが宿命に沿って毎日を楽しく幸せに感じて生きられるようにするものです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です