算命学の解釈を現場で使う

本日も私のブログを読んでいただきありがとうございます。

先日親子問題のご相談を受けました。

相談者70代の女性。
40代の娘が経済的にも自立せず、相談者がなにかとサポートしているという。
カードも携帯も全て母親名義で借金もあるという。
私と娘は今後どうなるのか・・・という内容。

正直・・・難しい案件です。
算命学的には30歳が親離れの歳の最終ラインと言われているので
それまで自立していなければ・・・。
結婚でもして離婚してきちゃいました・・・はまだマシなのですが。

この母娘の鑑定をしてみると
面白いことにお二人とも同じ宿命を持っていました。

『親の生き方をなぞる』という宿命を。

ご相談者に父親のことを聞いてみると
「とても面倒見がよく死ぬまで私のことを案じサポートしてくれました」と。
なるほど・・・。

次にご相談者様の夫(娘の父)について聞いてみたところ・・・離婚したとのこと。
理由は「働かなかったから」と。
ご主人は仕事に失敗してから働かなくなり相談者の働きに頼り切っていて
最終的に借金をして・・・と。

つまり・・・今、相談者を悩ましている娘はまさに「親の生き方をなぞる」ことを
しているわけで・・・。

相談者もその娘も宿命通りに生きているわけですから・・・
問題ではなくそうなるべくしてそうなのだということで。

でも・・・
彼女が30歳になるまでに何か手を打っていたなら
ここまで問題も大きくならなかったろうにと。

今後どうなるか・・・

その前に娘さんと現実的に距離を置くということをやらないと
このままこの状態を維持することになるんですよね。

そんなことをご相談者にアドバイスすると・・・
彼女は
「距離を置いたら娘が可哀そうじゃないですか・・・」と。

40歳も半ばになった娘と距離を置くことを「可哀そう」と。
でもその娘さん、働かず貴女の年金や貯金を使って好きなことしてるんですよね。

「可哀そう」では・・・ないかな。

宿命って変えられないというけど
ここまで頑なになってしまうと対策も受け入れてもらえないのがもどかしいです。

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