【占い師が伝授】お正月を神聖に迎えるための7つの習慣:若水・初詣・七福神・初夢|あきのさくらブログ
こんにちは、あきのさくらです。
私は算命学を学び鑑定して30年、これまでに3万人以上の方の人生に寄り添ってきました。
現在はオンライン鑑定や占い講座を通じて、未来をより良く生きるお手伝いをするとともに、
占いで自立したい女性の育成にも取り組んでいます。
🎍 神様・縁起・夢とともに新しい年を迎えるために
日本には、ただ新年を「迎える」だけでなく、神様や縁起とのつながりを意識して準備を整える伝統があります。
ここでは、若水・初詣・事始め・年始回り・縁起物・七福神・初夢という7つのテーマを軸にして、スピリチュアルな視点も交えながら「どう過ごすと運気が向くか」を解説していきます。
1.若水(わかみず):一年の邪気を祓い、生命を新たにする最初の水
◉ 若水とは何か、その由来と意味
「若水(わかみず/わかみづ)」とは、元旦の早朝に最初に汲む水のことを指します。
この水は「その年の邪気を払う」「生命を新たにする水」とされ、年神様への供え、
水として日常使い(お茶、ご飯など)に使われることが多いです。
◉ 若水を汲むときの作法・注意点
伝統的な風習として、若水を汲む際には以下のような作法が伝えられています:
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元旦の早朝、暗いうちに新しい桶や柄杓などを使って水を汲む。
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汲みに行く途中は、なるべく人に会っても言葉を交わさない、静かな心で進む。
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水場に着いたら、水神を祀ってお祈りや祝詞を唱えてから汲む。
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汲んだ若水は、まず年神様に供え、その後に家族で飲んだり、料理の水に使ったりする。
現代では、安全性や生活条件から完全に伝統どおりは難しいこともありますが、
心を込めて「最初の水を感謝して扱う」という気持ちを重視することが、スピリチュアル的には大切とされます。
◉ 象徴・スピリチュアルな意味
若水には「新しい命を宿す」「清浄」「浄化」の象徴があります。
この水を口に含む、手を漱ぐ、水を使って調理するなどの行為は、
「一年を清らかに始める」意識を日常に反映させる儀式ともなります。
2.初詣(はつもうで):年の初めに神仏へ感謝と願いを伝える参拝
◉ 初詣の意味と起源
「初詣」とは、新年になって最初に神社や寺社にお参りすること。
この行為は、年神様や守護神、仏様へ「今年の安寧・健康・豊かさ」の願いを伝える意味があります。
もともとは、農村共同体や氏神への年末の詣(まい)り・年始の詣りから発展した習慣とも言われ、
鉄道・交通網の発達とともに「元旦参り」が盛んになったという説もあります。
◉ 初詣で意識したいポイント(スピリチュアル視点)
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静かな心で歩み寄ること:雑念を払い、祈りの氣を整えてから参拝する。
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手水・お清めを丁寧に:口をすすぎ、手を洗うことで自分を浄化してから神聖な場所へ進む。
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願いは簡潔に、感謝を込めて:漠然とあれこれ願うよりも、最も大切な願い1つ+感謝を伝える方が波動的に強い。
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境内を丁寧に巡る:拝殿以外の末社・摂社にも手を合わせることで、神仏の広がりを尊ぶ。
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おみくじやお守りの受け方:お守りは安易に複数買うより、自分の今年のテーマに合ったものを選ぶ心を持つ。
◉ 初詣のタイミング・注意点
元旦から三が日(1月1〜3日)がもっとも一般的です。
ただし、混雑を避けたい人は**松の内(1月7日頃まで)**の吉日に合わせる例もあります。
また、地元の氏神様(氏社)へは、なるべく早めに顔を出すとよいとされます。
3.事始め(ことはじめ):新年の仕事・習慣を始める日
◉ 事始めとは何か
「事始め(ことはじめ)」とは、正月を過ぎてから、その年の仕事・習い事・農事などを始める日を指す慣習です。
この日は物事を始めるにあたっての「吉日」とされ、慎重かつ清らかな心で踏み出すことが吉とされます。
特に、1月7日(人日の節句)などが伝統的な事始めの日として知られていますが、地域や家によって異なる慣習もあります。
◉ 事始めにまつわる風習
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書き初め:新年の最初の書を練習・制作し、願いを込めて筆を運ぶ。
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仕事始め:本格的な業務を始め、仕事道具や事務用品を整える。
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農事始め:農村では田畑の準備、種まきなどをこの頃から始める。
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稽古始め:習い事や技芸をこの日から始める、また再開する。
事始めに丁寧な儀礼をすることで、「この年はしっかり物事を進める」という
意思を神仏・自分自身に示す意味があります。
4.年始回り(ねんしまわり):親族・知人への新年のご挨拶
◉ 年始回りとは
年始回りとは、新年になって最初に、親族やご近所、師匠・恩師、取引先などを訪ねて新年の挨拶を交わすこと。
「年始の挨拶廻り」「年始回り」とも呼ばれ、コミュニティや人間関係を改めてつなぐ大切な風習です。
◉ 年始回りのマナーとポイント
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訪問日は松の内(1月1〜7日)内に済ませることが一般的。
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手土産(ご挨拶品)を持参する:ちょっとしたお菓子や縁起物を持参することで感謝・礼儀を示す。
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時間帯を考慮する:早朝や深夜を避け、相手の生活に配慮する。
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言葉・態度に注意する:「明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします」など。
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無理のない範囲で:親戚・近しい人から優先し、体力・移動を考えて計画を。
年始回りを丁寧にすることは、人間関係を円滑にし、運の流れを活性化させる意味も持ちます。
5.お正月の縁起物:福を呼び込む道具たち
お正月には、多くの「縁起物」が用いられ、それぞれに意味が込められています。ここでは代表的なものと、スピリチュアル的な観点から取り入れ方を見ていきましょう。
| 縁起物 | 意味・象徴 | 取り入れ方のヒント |
|---|---|---|
| 門松 | 松は常緑=不老長寿/年神様の依り代 | 家の玄関左右に。竹・梅と組み合わせるとさらに吉 |
| しめ縄/しめ飾り | 邪気を払う/神域の結界 | 玄関・神棚に。二重・三重縄など工夫を |
| 鏡餅 | 円満・時の象徴/年神様の宿る鏡 | 神棚、床の間、仏壇などに供える |
| だるま | 片眼から願掛け、成就で両眼を入れる | 初夢や願い事と紐付けて使うと効果的 |
| 干支飾り | その年の干支を象徴 | リビングなど見える場所に飾るとエネルギー流れが良くなる |
| 招き猫・福うさぎ | 招福・金運 | 金色や白いものを選ぶと吉 |
| 宝船・七福神絵 | 七福神の福を舟で招く | 枕の下に敷くと初夢と結びつきやすい(後述) |
縁起物は「形だけ飾る」のではなく、それぞれの意味を理解し、心を込めて扱うことでより波動が通いやすくなります。
6.七福神と、2026年に詣でたい神社・七福神巡り
◉ 七福神とは
七福神は、日本で福徳を司る七つの神仏(恵比寿、大黒天、毘沙門天、弁才天、寿老人、福禄寿、布袋尊)を指します。
江戸時代には、庶民の間で「七難即滅、七福即生(七つの災難が消え、七つの福が生じる)」という
信仰が広まったとされているようです。
七福神巡りをすることで、さまざまな福徳を得ようという願いが込められています。
◉ 2026年に詣でたい神社・七福神巡りのポイント
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地域ごとに七福神巡りのコースが存在する場所を選ぶ(例:関東、関西、地方都市など)
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混雑を避けたいなら、松の内最終日や吉日を狙うとよい
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各神社で御朱印やスタンプを集めると、参拝の証・縁起の印として残せる
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可能なら、七福神が乗る宝船の絵を枕の下に敷いて寝ることで「縁起の良い初夢」を
呼び込む風習も伝えられています
たとえば、都内・近郊には「東京七福神」「下町七福神」「江ノ島七福神」など、
さまざまな七福神巡りコースがあり、地元で巡るのもおすすめです。
7.縁起の良い「初夢」が見られるかも?寝室のしつらえと心構え
新年最初の夢――それが「初夢」。伝統的には1月1日の夜から2日の朝、または2日の夜~3日の朝を初夢とする説があります。
縁起の良い初夢を見たいと願う人は、寝室や寝る前の習慣を整えることが大切です。
◉ 初夢で縁起が良いとされるモチーフ
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一富士・二鷹・三茄子:最も伝統的な吉夢構図
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宝船・七福神:七福神が宝船に乗る夢、またそれらの絵を枕下に敷くことで吉夢を招くとされる
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鳥居:神様の領域を意味し、願いが神に届きやすい夢とされる
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卵・餅・稲・金銀など:豊かさ、成就、繁栄を象徴するモチーフも吉とされることがあります
◉ 寝室のしつらえ・風水的ポイント
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寝床の位置:頭を北向きにしない、ドアや柱の角を避けるなどの配置にする。
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鏡を注意する:眠っている姿が映る鏡は避けるかカバーをする。
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枕や敷物を清潔に:洗いたてのシーツ・枕カバーを使うと、良い眠り・夢を引き寄せやすい。
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香りを用いる:お香、アロマ、香袋などをほんのり漂わせて、心身を落ち着ける環境にする。
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枕の下に吉夢モチーフを入れる:七福神や宝船の絵、願い事を書いた紙などをそっと敷く伝統もあります。
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スマホ・テレビなどを寝る直前には見ない:雑音・刺激を減らし、夢の受け取りやすい心境をつくる。
縁起の良い初夢を見ること自体が「その年に良いスタートを切る」ための象徴になり得ますので、
寝るときも意識を整えておきたいものです。
🎍あきのさくらからのメッセージ🎍
新しい年は、誰にとっても「リスタートの扉」が開くとき。
来年こそ、笑顔と感謝に満ちた日々を迎えましょう。
若水で清め、初詣で祈り、縁起物で運を呼び込む——。
ひとつひとつの行いが、あなたの未来を明るく照らします。
どうかこのお正月が、希望と幸せに満ちた一年の幕開けとなりますように✨
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