語彙力って大切

本日も私のブログを読んでいただきありがとうございます。

占いで必要なスキルにはいくつかあります。

占術の「技術」そのもは勿論ですが・・・
私が意識しているものとして『語彙力』も同じくらいマストなスキルと思っています。

それは私が占い師になりたての頃のこと。
手相を観てほしいというお客様がいらっしゃって・・・。
自分の「語彙力」が薄っぺらいものであることに後悔したことにつながります。

その頃は1:1でのお客様とのやり取りを数人にしかやったことがなく、
しかも若い女子にしか占ったことがなかったのである意味「同じ思考」の人に
対しての占いだったから「言葉」もある程度の数があれば「伝わった」わけなのですが・・・

その手相を観てほしいという方は70代の品のある奥様で観光のついでに占い館に立ち寄られた方でした。

70代の女性も初めてだったし「観光客」で占いを「ついで」の感覚で受けるという人へ
鑑定するという経験も初めてで・・・。
当時の私は…当然頭が真っ白になってしまって、ろくな鑑定ができていなかったと記憶しています(苦笑)

さらに館以外で「喫茶店」でお客様と待ち合わせして喫茶店で占いをしていた時もあって
その時、一通り鑑定が終わった後、隣の席に座っていたお客様が突然私に占いをしてほしいと
声をかけられたりして情報も何もないまままったくの「初見」でのお客様を鑑定するという
そんなことを経験しているうちに自分の「語彙力」がないために
その人に理解してもらえる鑑定結果やアドバイスがちゃんと伝わらないと自覚したのです。

そしてお客様に伝わる「語彙力」に占いの専門用語はまったく必要ない・・・ということも改めて理解。
つまり占いの専門用語で「私は占い師でござる」的に偉そうに何か言ったとしても
お客様につたわらなければまったく意味のないことですから。
例えば「貴方は《殺印相生格》がありますから・・・・」と言ったとしてもお客様は何のこっちゃですよね。
それよりもその人が理解できるその人のライフステージに合う言葉で説明してあげたほうが
よっぽど親切で。

勿論、その人が男性なのか女性なのか、サラリーマンなのか学生なのかなどなど「属性」によっても
同じ《殺印相生格》という特徴を説明しアドバイスしなければならないので・・・
「語彙力」はめっちゃ大事・・・ということになるんです。

「語彙力」はどのように鍛えればいいのか・・・
私がおススメするのはひたすら自分とは違った生き方をしている人と
コミュニケーションを取るということ。
これは「同じ趣味」とか「同じ環境」にいる人とのコミュニケーションではスキルアップには
ならないような感じがします。
男性は女性と、女性は男性とコミュニケーションを取る・・・といったことからでもいいですね。

参考になるかどうかはわかりませんが・・・
「語彙力」は大切であることは知っていただきたいなと。

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