占い師歴３０年近くで１度も聞かれた事のない相談
本日も私のブログを読んでいただきありがとうございます。
数えてみたら占いを学んで３０年近くが経とうとしています。
これまで様々な相談を受けましたが・・・。
振り返ってみると
１度も聞かれたことのない「悩み」があることに気がつきました。
それを「悩み」と捉えることが無いといえばそれまでかもしれませんが
算命学的にはあっても良さそうな・・・
むしろそんな相談があればガゼンはりきって占おうという気になる相談なんですけど。
その「相談」というのは・・・
【彼（彼女）を幸せにするためには自分はどうすればいいですか？】
という相談。
これに似たような相談が無かったわけではないのですが
よくよく相談内容を聞くと結局「自分が幸せになるために」というオチがつくものなんですよね。
勿論、自分の幸せを優先することは問題ないですし
私だって占いをする時はやっぱり「自分」が真っ先に頭に浮かびますから（笑）
でも・・・
「私を幸せにしてくれる相手は何処にいるんですか？」とか
「私は幸せな結婚はできますか？」とか
「これから私は幸せになりますか？」など・・・
「私」を連呼する人ほど
他者への配慮や他者の幸福を考える余地がまったくないということが
想像するより多いんですよね。
必要以上に他者を気にする人もいますが
（彼は私をどう思っていますか？とかね）
「私を幸せにしてくれる人は何処にいる？」なんてことを聞かない人は
案外他者に対して自分がどう関わっていいか知っているから
占いに来られる時は別の相談で来られるんでしょけど。
せめて
【私を必要とする人はどんな人でしょうか？】なんて相談であれば
救いはあるように思うのですよね。
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