【占い師が伝授】占いは救いでも支配ではない|初心者占い師が知っておきたい占い依存の向き合い方|占い師あきのさくらブログ

こんにちは、あきのさくらです。

私は算命学を学び鑑定して30年、これまでに3万人以上の方の人生に寄り添ってきました。
現在はオンライン鑑定や占い講座を通じて、未来をより良く生きるお手伝いをするとともに、
占いで自立したい女性の育成にも取り組んでいます。

1.「なぜ人は占いに頼りたくなるのか」を理解する

まず覚えておきたいのは、
**「占いに頼ることは悪いことではない」**ということです。

人は不安な時、“自分を安心させてくれる言葉”を探します。
恋が思い通りにいかない時、仕事が行き詰まった時、
人間関係で孤独を感じた時――

占いは、その心の闇に“あかり”を灯す存在になります。

ですから、占い依存に陥りかけている相談者も、
「弱い人」ではなく、「心が傷ついて疲れている人」なのです。

占い師として大切なのは、
結果や言葉で「治そう」とするのではなく、
まずは**「その人が今、安心を求めている」**ことを理解してあげることです。


💫 初心者占い師へのアドバイス①

「相手を変えようとしないこと」

依存傾向の相談者に出会うと、
「この人を救ってあげなきゃ」と思ってしまうのが、優しい占い師の性(さが)。

けれど、それは時に“救いすぎること”につながります。

大切なのは、「変える」ではなく「気づかせる」こと。

たとえば、

「今日は、あなた自身の中にどんな気持ちがあるかを一緒に見てみましょうね」

と伝えるだけで、相談者は
“自分の内面に意識を向ける”練習を始められます。

占い師は答えを渡す人ではなく、
「自分の心に戻る道を照らす人」

それを忘れないようにしましょう。


2.「依存」を責めずに、安心を与える

依存傾向の方にありがちなのは、
「占いがないと不安」「先生の言葉がないと決められない」という状態。

ここで占い師が「そんなに頼っちゃダメですよ」と言ってしまうと、
相談者の心は閉じてしまいます。

大切なのは、“責めずに寄り添うこと”。

「それだけ占いを信じてくれるのは、すごく嬉しいことですよ」
「それだけ頑張ってこられた証拠ですね」

このように、依存の裏にある「信頼」や「努力」を肯定してあげるのです。

そして、少しずつこう続けていきます。

「次は、○○さん自身の直感も一緒に信じてみませんか?」
「あなたの中にもちゃんと“答えを見つける力”がありますよ」

占い師が“依存を否定せずに、内なる力を信じるよう促す”ことで、
相談者は少しずつ“自分軸”を取り戻していきます。


💫 初心者占い師へのアドバイス②

「言葉の選び方で未来が変わる」

依存傾向の方ほど、占い師の言葉を“絶対的な真実”として受け取りやすいです。
ですから、「断定」よりも「提案」や「共感」で伝えることが大切。

たとえば――

×「あなたは来月、別れます」
〇「今のままだと距離が生まれそうです。どんな関係を望みますか?」

このように言葉を少し変えるだけで、
相談者は「自分で選ぶ余地」を感じるようになります。


3.「占い師と相談者の境界線」を意識する

初心者の方が一番悩みやすいのが、
「どこまで関わっていいのか」という線引き。

依存している方は、鑑定の後に何度も連絡をしたり、
毎日のように相談を続ける場合もあります。

ここで重要なのは、
“やさしく距離を保つ”こと。

「○○さんが自分の力で前に進めるよう、
 今日はここまでにしましょうね。また次の節目に見ていきましょう。」

と、“次の行動の区切り”を提案してあげると、
相談者は「見捨てられた」と感じにくくなります。

占い師が毅然とした線を持っていると、
逆に相談者も安心するのです。


💫 初心者占い師へのアドバイス③

「あなたが疲れている時は、相談を受けない勇気も必要」

依存的な相談を受け続けると、占い師自身がエネルギーを消耗します。
自分が疲れているときは、
「今日は少し休ませてくださいね」と伝えて大丈夫です。

占い師が心を守ることは、相談者を守ることにもつながります。
自分を整えることが最善の奉仕です。


4.「相談者の“決める力”を育てる」

依存から抜け出すには、相談者自身が
「自分で選んでいい」と感じることが大切です。

占い師がそのきっかけを作ってあげましょう。

たとえば――

「もし私の鑑定を聞いても迷うなら、
 “自分が心地よく感じる方”を選んでみましょう」
「小さなことでもいいので、今日は自分で決めてみませんか?」

こうした言葉は、
相談者の「自分軸」を少しずつ回復させてくれます。


💫 初心者占い師へのアドバイス④

「占いを“自立のきっかけ”にする」

占いは“結果”を伝えるものではなく、
“気づき”を与えるツールです。

たとえば、タロットや易、算命学の結果を伝える時も、

「これは今のあなたの心を映す鏡です」
「このカードのように、あなたの中にも新しい始まりの力がありますね」

と伝えることで、相談者が“主体的な理解”を持てるようになります。


5.「卒業を見届けることも愛」

占い師として、一番うれしい瞬間は――
「もう自分で決められるようになりました」と言われる時です。

依存的だった相談者が、自立し始めた瞬間こそ、
あなたの占いが“本当の意味で届いた”証です。

「それは素晴らしいですね。
 占いが○○さんの背中を少し押せたなら、それが一番うれしいです。」

そう伝えることで、
占いを“支配の道具”ではなく、“成長のきっかけ”として締めくくれます。


💫 初心者占い師へのアドバイス⑤

「別れは終わりではなく、祝福」

卒業していく相談者を見るのは少し寂しいもの。
でも、占い師としての愛は、
“手放す勇気”にあります。

あなたが信頼を持って送り出せば、
その人はまた必要な時に、笑顔で戻ってきます。

占いは“永遠に縛るもの”ではなく、
人生の中で必要な時に寄り添う灯りなのです。


🌸おわりに|占い師自身も、依存されない愛を育てよう

占い依存の相談者と向き合うことは、
占い師自身の心を磨く大切な経験です。

依存とは、実は「信頼の裏返し」。
だからこそ、その信頼を“自立”へ導くのが、
真の鑑定者であり、成熟した占い師の姿です。

初心者のうちは、悩んでも大丈夫。
「この人の幸せを願う心」さえあれば、
必ず正しい方向に導けるようになります。

どうか、あなたの優しさが「相手を縛る力」ではなく、
「自由に羽ばたかせる風」になりますように。

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