プロの占い師になると簡単に考えている方へ

本日も私のブログを読んでいただきありがとうございます。

占い師になりたと思っている方々へアドバスをさせていただこうかと
思っています。

結論から言います。

占い師になることは簡単です。
でも
けして「簡単にできる易しい仕事」というわけではありません。

最近、「占いの仕事がしたい」と考えている方が増えてきている。
という話が多く感じるようになりました。

個人的に「占い師」になることは大いに賛成です。
仕事としてもとても遣り甲斐を感じるものですし
何より年齢を重ねても（むしろ重ねることで）実績と比例する仕事であるので
「頭」と「口」だけで稼げる仕事です。

ただし・・・

その領域に至るまでにはそれ相応の「時間」「経験」「学び」が必要になる
仕事でもあります。

それを理解し根気よく精進する気力さえあれば
誰でもなれる仕事ではないかと思うのですが・・・

逆に言えばそれができない人が意外と多いということも言える仕事かもしれません。

「プロの占い師」になることのアドバイスの記事を書いていきますが
１記事では到底収まることはできないと思います。

シリーズでお伝えすることになるかと思いますが
興味のある方、ぜひ一読していただくと嬉しいです。

ちなみに、「霊感がある」とか「不思議な力（パワー）がある」という
いわゆる《スピリチュアル》的カテゴリーとはまったく別ものですので
ここを混同されないように。

私はスピリチュアル的な要素で仕事（お金をいただく）はしておりません。
なのでこの類の相談は受け付けてません。

もしも、ご自身が信じているご自分の「霊感」でお仕事をしたいと
思っていらっしゃる方がおられたら「占い師」とは名乗らないようにすると
良いかもしれませんね。

プロの占い師になると決めた方へのアドバイス

今回はその１回目

【占い師のメリット・デメリット】

メリットとデメリットを問われれば仕事だけで言えばメリットしかない仕事かなと思います。

〇　人から感謝される
〇　年齢を重ねても仕事ができる
〇　力仕事ではないので体力がなくても大丈夫
〇　自分の好きな状態で仕事をすることも可能

などなど

デメリットを言えば・・・

●　「プロ」と言えるまでそれなりの勉強と経験が必要（学びに１０年は必要かも）
● 　勉強は仕事を続けているかぎり無制限にある
●　ライバルが多い

などなど
でもこれらのデメリットってどの業種でもありますよね。

なのでメリットが多いことを考えるとおススメできるお仕事です。

とはいえ・・・

自分がなりたい「占い師」のイメージと
もとめられる「占い師」の現実は雲泥の差という場合もあります。

占い師になることは簡単です。
でも
けして「簡単にできる易しい仕事」というわけではありません。

ここを皆さん勘違いされる方が多くいらっしゃるように思うのです。

一番大変なことは「学ぶ」ということなので。

【占い師が学ぶこと】（私の経験で感じたこと）

〇　占いの技術的なこと（スキル）⇒これをやっていない自称占い師が多くいます
〇　お客様とのコミュニケーションスキル　⇒自分の価値観を押し付ける人が多い
〇　臨機応変にお客様に向き合えること　⇒断る勇気も必要
〇　心を安定にさせる努力（平常心を持つ）　⇒　自分の「機嫌」で鑑定に差をつけない
〇　常に「学ぶ」という気持ちを学ぶ　⇒　スキル・時勢・常識・世相なども含めて

例えば・・・

夫の不倫が原因で離婚の相談にみえた５０代の専業主婦
「離婚してもいいでしょうか？」と訊かれた場合・・・

スキル　⇒　相性、結婚の星、など鑑定できるか
コミュニケーション　⇒　「離婚」に対しての固定概念は排除しているか
お客様と向き合い方　⇒　彼女は本当に「離婚」を希望していると本心を聞き出せているか
心の安定　⇒　自分のプライベートの問題でイライラしていないか
学んでいるか　⇒　目の前のお客様が「今」離婚してプラスになるかマイナスになるか判断できる情報を持っているか
場合によっては「弁護士」の紹介や「福祉」「行政」「相続のアドバイス」が必要と判断する
必要も出てきます。

それらを１０分～２０分（瞬時に）程度で判断しつつ
占いをしていく。
しかも、お客様の「グチ」や「悩み」「文句」を相槌をうちながら聞いていく。

そして、そのお客様が一番納得されて「安心」してお帰りになるような
《結果》を導き出す。

占い師という仕事はそういう仕事です。

単純に
『浮気をする夫なんてムカつくから離婚してもいいんじゃない』
なんて軽く言っていいものではないのです。

占い師は占い師であって近所の井戸端会議をする主婦では
ないのですから。

ということを踏まえて
占い師になる方々へ
本気でアドバイスさせていただく記事を書いていこうと思います。