「占い」をサービスの《ついで》に加えるという戦略の是非

本日も私のブログを読んでいただきありがとうございます。

「占いを一生の仕事にしたい」と思って占いを学ぶ方の中には
ご自身の「本業」に占いをサービスの一環として考えている人も
少なくないように思われます。
同業者との差別化を図るという「戦略」として考える人もいるようで。

私はそれを完全に否定するわけではないですし
むしろ以前の私もそんな事を考えた一人でもあったので
その気持ちはよ~く理解できるんです。

で・・・
その経験から言えば
手放しでおススメすることはできないというのが本音です。

「占い」自体は昔から位の高い人から庶民まで愛され
しかも現在でも変わることなく存在しているものですが・・・。

そうは言っても明確な根拠を公にされているわけではないので
存在は認めていてもどこか「胡散臭い」ものを醸し出してしるのも事実。

なので・・・
ちゃんとした本業に「占い」をコラボさせることで思ってもいない方向へいくことも。
それがたとえ良かれと思ってコラボしたとしても、です。

数年前、私の会社(結婚相談所)に占いのサービスを加えた時
お客様が離れてしまった・・・という経緯があります。

当時はそれこそ「結婚で悩む人」の悩みを解決する人に占いのサービスをと
思って《良かれと思って》むしろ「いけるじゃね?」的な感じで始めたのですが・・・。

現実は・・・
結婚相談所に入会したいと思う人のニーズと
占いで「結婚相手を探している」と相談にくる人のニーズは
まったく「別もの」。

一見すると同じように思えるカテゴリーだったのですが
思わぬ落とし穴に自分の浅はかな思考に大いに反省した・・・
という経緯があります。

もっとも、もっとちゃんとビジネスとして構築された考えで始めていれば
違ったかもしれませんが・・・。

そんな私の浅はかな経験もあって
安易に「本業」に占いをコラボしてお客様が飛びつくか?と問われれば
そんな簡単な消費者心理ではないだろうな、と思うのです。

ちなみに現在、結婚相談所に入会され婚カツをされている方が
会社を経営している人物がまさかの「占い師」ってこと、誰も知らないと思います(笑)

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