電話占いのオーディション、落ちました。

本日も私のブログを読んでいただきありがとうございます。

現在、私のところで占術を学んでいる生徒さんが数名いらっしゃいます。
算命学を学ぶ方が5名。
イーチンタロット(易)を学んでいる方が12名。

その中でも
占い師デビューを控えた方が数名いらっしゃいます。

先日、その中の一人の方からレッスンの時
電話鑑定の会社のオーディションの合否の報告を受けました。

『オーディション、落ちました・・・。』と。

実はオーディションを受ける前に
電話占いの実情(裏話)をお伝えしていたので
個人的には電話占いでのお仕事をおススメはしていなかったのです。
しかも私が教えている占術は電話占いでは
まったく使うことがないので
学んだことが生かされることもないということもお伝えしてました。

それでも「経験」であることと「稼げる仕事」であることから
彼女は電話占いのオーディションを受ける決断をしたのですが・・・。

彼女からの「落ちた」という報告の後に
「先生が教えてくれた事がわかりました・・・」とも。

そのオーディションで行われた「模擬鑑定」の内容が
【不倫相手の彼は奧さんと別れてくれるでしょうか?】
というお題だったそう。
彼女はカードをひいて正直にその「結果」を占ったそう。

「彼は別れることはないようです。
彼とのことは今はそのままにしても新しい出会いを作っても良いかもしれませんね」と。
まぁ・・・
占いとしてはマトモな鑑定でカードもそのような意味のものが出たので
そのように答えたのに。

落ちたと電話占いのスタッフに伝えられたあと言われたことが
『お客様から別れますか?と訊かれたら【別れます】と言い切きらないとダメです、
そして別れるような【呪文を唱えます】と言わないとダメです。』というようなことを
アドバイスされたという。

まぁ・・・
でしょうね。
電話占いの会社というのはそんなものです。
というより
そう言ってほしいと思うお客様が多く存在するので
これもエンターテインメント的には致し方ないことなのかもしれません。

ただ・・・
それで長時間の鑑定時間を使うことで鑑定料金をお客様に請求したり
【呪文】が本当に存在するか否かはわからいわけで。

で、その会社のスタッフが彼女に念押しで聞いてきたことが
「そんなような事をやれますか?」と。
ん???「そんなような事」???

揚げ足を取るつもりはないのですが
「そんなような事」
つまり・・・
そういうことってことですよね。

デビューを目指していた彼女が
オーディションに落ちたというかなり凹む経験を
してしまったのですが
個人的にはこれで良かったように思っています。

誰にでも「向き・不向き」があって
彼女はたまたま電話占いの仕事に向いていなかっただけのこと。
しかもそれが早い段階で見極められたことは時間の無駄にならなかったという
意味でも良かったと。

彼女は気持ちを切り替えて
ちゃんとした占い師になる!と
改めて決意したようでした。

頑張れ~。

 

 

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