私がやらかした過去の失敗

本日も私のブログを読んでいただきありがとうございます。

２０年ほど占いをやっていると多くの鑑定をさせていただきました。
それに比例して「失敗」の数も多くあり・・・
それも経験として今の私の糧になっています。

プロとしてデビューしたばかりの頃の鑑定で
その時は必死で「鑑定」することだけに気持ちがいっていて
お客様の「心情」まで心を砕くことができなかったな・・・と。
その結果、そのお客様からいただいたお言葉が
「私の人生ってそんなに大変なものなんですね」と言われて
我に帰ったような冷や水を浴びせられたような、そんないたたまれない気持ちになって
しまったんですよね。

そして、そこからまたも失敗をしちゃうんです（苦笑）

お客様に「良い気分」になってもらおうといわゆる【上げ鑑定】をしちゃってたんです。
当然、その時、その瞬間はお客様がほっとして喜んでお帰りになるんですけど・・・
私の心の中では「本当にこの鑑定で良いのか」という自問自答が起こるんです。

そして不安になっていたのは数ヶ月後「返ってくる」わけで・・・。

数か月後、上げ鑑定したお客様から「いいことばかりじゃないじゃないか」と言われるんですが・・・
勿論そのお客様は占いのせいばかりもしていなかったのが救いだったのだけど
お客様の「いいことばかりじゃなかったこと」つまり苦痛に思ったことは
実はあの日の鑑定にしっかり出ていたことで・・・
私はそれを言うことをせず「大丈夫ですよ」となんとも微妙な都合の良い表現で言っていたんです、私。

さすがに自己嫌悪になってしまいました（苦笑）
その後、しばらく他のお客様の相談にもするほどどうアドバイスするか低迷しちゃうんですが

結局導きだした私なりの答えは
「相手に寄り添って、ちゃんと正しい結果を誠意をもって伝える」ということに。

なので・・・
たまに「毒舌」っぽい結果を言うこともあります。
でもそれはそれで悩んでいる人にこれ以上「迷走」しないようにという気持ちを込めているんですよ❤