本日も私のブログを読んでいただきありがとうございます。

先日、以前同じ鑑定の館で働いていた占い師と話す機会がありました。
久しぶりに話す彼女は現在電話鑑定での仕事をしておりまして
お互い近況報告と情報交換をしました。

彼女の鑑定は「ズバリと言う辛口鑑定」で気持ちの良いほど
清々しい鑑定をしていたのですが
その彼女が電話鑑定では完全に「寄り添う鑑定」になってしまったと
言うではないですか。

その理由は
お客様がどんな悩みでも「共感」や「同意」などが聞きたいということ。
なので、ズバリ言うと更にに落ち込むので
たとえムリな相談でも「大丈夫」とか「理解できますよ」と言ってあげる・・・とのこと

そして彼女は一言、
「電話鑑定の場合ぶっちゃけ当たらなくてもお金になるのよ」と言い切りました。

私は内心、「それってどうなの？」とも思いましたが
本当に心がボロボロになっている人に向かって「真実」を言うことも
これも酷なのかもしれないとも思うわけで。

占い師の言葉の選び方って正直難しいと思います。

嘘を言うのはもってのほかですが、
本当のことを言い過ぎても良いというわけではないし、
聞かれていないことをやたら知ったかぶりして言うのも違うし・・・。

テキトーな共感も意味がないし
過度に深刻な物の言い方も逆効果だし。

昔、私が鑑定したお客様の中に占い師の過度な脅しに近い鑑定に
心を病んでしまっていた人がいて、その「呪縛」のようなものから
解放されるまで時間がかかったのを記憶しています。

本当に私たちの仕事って諸刃の剣なんだと心していないと。

そんなことを考える時間でした。

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