仕事で使える易の話【乾為天】

本日も私のブログを読んでいただきありがとうございます。

今回は普段私が使っている「易」の話をしようかと。
※ 普段鑑定の時はイーチンタロットを使うことが多いのですが
本格的に易を使って鑑定する時は周易を用います。

そもそも「易」とは中国「周」(紀元前11世紀)の時代に確立された占いの技ではありますが
「思想・哲学」にも通じる書として儒教の経典の1つとして存在しているものです。
そして時代を経て森羅万象の陰陽論で説明されたものとして、
今に受け継がれた人生の指南書的なものになっております。

占いというと敬遠される方もおられますが
易は哲学的な教えとして存在もしていますので
とても面白いものになっております。

易は64個(卦)の人に与える自然現象的な象意があります。
細かい意味がいろいろありますが
今回は「仕事」に特化した象意をブログに載せていこうかと。
何かの参考になれば幸いです。

1【乾為天】(けんいてん)

64卦の中でも最も人気のある卦です。
特に男性に人気のある卦です。
それは64卦の中で最強の意味があるので。
(全てが陽で成り立っているので)

タロットカードで表すと「龍」の絵柄で表現されていることが多いのも特徴です。
そのため「勢いのある時」と素人は判断してしまいがちですが
その意味は勢いだけに任せずしっかり自分の足で進めるか否かを確認し
さらに調子に乗ることなく慎重にすすめることが望ましいと先人は伝えています。

また仕事の上で自分が「上の立場」でいた時は(上にいればいるほど)謙虚さも
忘れずにという教えも併せて意味しています。

絵柄から見てつい良い卦のように感じてしまうので
つい調子に乗ってしまうようではありますが
そこはむしろ慎むくらいがちょうど良いかもしれませんね。

易はとても深い意味もありますので興味がある方は
「易経」の本を手に入れて読み込んでいただけると
人生(仕事)の指南書にもなると思いますのでぜひ一読を。

次回は「坤為地」を予定(不定期でアップ)

 

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企業鑑定とは、企業の宿命を鑑定し、宿命に沿った戦略戦術の立案をお手伝いすること。
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